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3・11を忘れない さようなら原発in名張

東日本大震災から14年を迎えた3月11日、「自然エネルギー中心の社会をつくろう」との願いを込めて立ち上げた「第14回さようなら原発3・11集会in名張」が、赤目ほんまもん広場(赤目町丈六)で開催された。主催は「さようなら原発名張の会」(角谷英明会長)。震災発生の午後2時46分に約60人の出席者全員で、キャンドルを手に夥しい数の犠牲者を悼んで黙祷した。
この日のメインのプログラムは、「ドキュメンタリー『廃炉への道』上映」だが、手違いで上映が出来なくなったので、会場周囲の壁面に掲示してある資料(原発関連の新聞・雑誌の記事等)を元に、そこから学んでフリートークをすることになった。
壁面の資料は「造らせなくてよかった原発」三重県足浜原発「作らなくてよかった原発」石川県珠洲市珠洲原発「どこへ逃げるん」原発立地地図「出した核ゴミどうするの」処分場を巡る動き「核のゴミ処分」処分場に立候補した場合の文献資料調査、概要調査、精密調査について交付金や、期間を解説等々、多くの項目について資料が壁面とテーブルにあり、参加者はそれを見ながら話し合った。
角谷会長は「事故後すぐ大江健三郎氏などが呼び掛けた『さようなら原発1000万人アクション』に名張からも直ぐに呼応して参加以来、まず学ぼうから始まり被災者への支援と交流(ウクライナも)、学習会や映画上映、講演会や署名などの運動をしてきた。原発事故後の政権が『原発依存度を可能な限り低減させる』と表明したので、2030年頃には原発が無くなっているのでは?と思わせたが、その後の政権は老朽原子炉の延命や立て替えを図り、昨年就任した石破政権の第7次エネルギー計画では『原発を最大限活用し次世代原発も開発する』と言って進めている。しかも今月、最高裁は『事故当時の東京電力経営陣に責任は問えない』と無罪判決をした。我々の運動には逆風となったが、フリートークの中身は濃いものにしよう」と呼び掛けた。
活発なフリートーク
フリートークでは「14年前TVの前にかじりついて見た時は、東日本にはもう住めなくなるのではないかと思った。あの時の危機感を忘れたのか」「使用済み核燃料は治まっているが、ただ水の中にあるから。もし何かで水がなくなったら、とんでもないことになる」「原発は政治問題、エネルギー問題、加えて人権問題。何かあったら人権も何も無茶苦茶になる」「合唱団コーロギで慰問に行った。1年目はあちらの合唱団はバラバラになって、コーロギだけで歌った。2年目はあちらの合唱団が1つになって、コーロギと合同演奏会となった。コーラスがこんなに喜んでもらって役に立つとは思ってもいなかった」「テレビでは人当たりの良いタレントが、原子力も選択肢の1つと言って宣伝している。若い人たちに向かって『違うよ、違うよ』と言いたい」「福島の事故は『あった』のではなく『始まった』」など多くの人から様々な意見が出た。
世話人の浜本孝江さんが「14年前、この場所で、この運動が始まった。知ることが大事、自分の頭で考えよう。それを行動につなげよう。これからも行動を続けたい」と語った。
最後におばさんバンドの「割烹着~ず」が、プレスリーの「ラブミーテンダー」をアレンジした反原発ソングを歌って踊り、お開きとなった。