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3年ぶり福娘復活〜名張蛭子神社
名張に春を呼ぶと言われる八日戎で、縁起物の吉兆(けっきょ)を授ける福娘の選考会が蛭子神社(名張市鍛治町)で1月22日行われ、3人の福娘が決定した。
応募者は18歳から29歳までの18人。蛭子神社氏子責任総代の山村紀生さんが「商売繁盛・家内安全のえびす祭り。くじ引により強運のある方から福を授けてもらうのが有難い」と挨拶。「福」と書かれた当たりの紙を引き当てた強運の持ち主は、中澤彩乃さん(23・会社員・伊賀市出後)、福井めぐみさん(19・大阪樟蔭女子大学1年・名張市つつじが丘)、岡田彩花さん(19・皇學館大学1年・同市桔梗が丘)の3人。
中澤さんは「不思議に当たる予感がしていた。えびす祭ってどんなことしているのかと興味があった。多くの人に福を届けられるように頑張りたい」と穏やかに話し、もの心ついた頃からえびす祭に毎年来ているという福井さんは「福娘を見て自分もやってみたいと思っていたので夢が叶った。当日は笑顔で皆さんに福を届けたい」と意欲的な表情を見せ、福娘のチラシをお母さんが見つけてくれて応募した岡田さんは「今年はウサギのように跳躍したい。幼い頃から奈良の祖母と一緒にきていたので、今日のことはさっそく報告する。来てくれた皆さんに福を分け与えられるようにしたい」と笑顔で語っていた。
売繁盛を願う八日戎は、コロナの影響で過去2年福娘による「吉兆」の授与は行なわれず今年は3年ぶりの復活となる。今年の宵宮は2月7日の12時から午後8時まで、本宮は8日の午前10時から午後6時までとなっている。