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4年ぶり大盛況「はるかぜマルシェ」
名張市青蓮寺にあるキャンプ場跡・青蓮寺ロマンの森で3日、手作り作家による雑貨の店や飲食店が展開する「はるかぜマルシェ」が開かれた。2015年から毎年、春と秋に開催されて毎回1、000人ほどの来場者があったが、コロナ禍のため2019年を最後に中止となっていた。好天に恵まれた4年ぶりの開催に、青蓮寺湖を見下ろす会場は、待ちに待った家族連れで大いににぎわった。
中止の期間中は施設を整備し、キャンプ場も「YUNO CAMP SITE」として再開した。初夏を思わせる暖かい日差しの下で、手作り作家の店22店、飲食店11店、キッズショップ4店などが多くの人々に囲まれ、家族連れはシャボン玉ロープを作って遊ぼうや、丸太切り体験、竹灯り作り体験などを楽しんでいた。
広場の高台にある大きなウッドデッキでは、プロミュージシャンによる歌唱指導、プロアーティストによるステージ、地元ダンススタジオのキッズによる見事なダンスなどが続き、会場は大いに盛り上がっていた。このステージは100人ほどのサポーターによるクラウドファンディングで出来たもの。2年前コロナ禍ではあるが、その間仲間内のステージなどで使ってもらえたらと設置された。
広報担当の美山莉香さんは「天気が良くて本当に良かった。今回はいつもより多くて1、000人は遥かに超えているようだ。7~8年前少年や少女で来てくれていた人たちが、家族連れになってまた来てくれているようで、世代のサイクルを実感する。これからも地元の人たちに愛されるように、長く続けて行きたい」と話していた。