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ウクライナ家族の実情と交流会 なばり9条の会

ロシアの侵攻が続くウクライナの人々を支援するイベント「ウクライナから世界へ 愛と平和を」が4月30日、名張市武道交流館いきいき(蔵持町里)で開かれる。名張市の市民団体・なばり9条の会(川合一葉代表)が主催し、ウクライナ出身で鈴鹿市や名古屋市に住む女性3人が、故郷にいる家族の実情を伝える。また、ウクライナの歌やライブ演奏もある。
3人は日本人と結婚し日本に住んでいるが、ロシアの侵攻への抗議活動をしてきた。この活動を知った川合さんらは、3月に彼女らに会って協力を申し出た。その時、ウクライナの家族が食料も電気もなく、冬を過ごしていると聞いた。メンバーの1人は、ウクライナで警報が鳴ると、携帯が鳴るようになっていて、その緊迫感と、終わることのない心配に心を痛めた。また3人は、お金や物資をウクライナに送りたいと、チャリティ活動に励んでいる。呼んでもらえれば何処にでも行って、ウクライナの実情を伝えたいという。
イベントは午後1時30分~4時までで、初めは「ウクライナの家族の話しと交流会」。ロシアの蛮行にたいして、どうすれば平和な未来を取り戻すことができるかなど、みんなで考え話し合う。その後「みんなで楽しくワイワイライブ」でウクライナの歌やフォークソング、オカリナ、南京玉すだれ等々バラエティ豊かなライブ交流会が開催される。会場内では、3人の手作りアクセサリー、雑貨、民芸品などが即売される。当日の会費は700円。
協賛は九条の会あおやま、後援が名張市と同教育委員会。お問い合わせ先は、なばり9条の会(電話0595・66・1388)川合さんまで。