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「名張方言かるた」を紹介〜名張市郷土資料館

それぞれの地域には、その土地に伝わる文化や伝統がある。名張市郷土資料館(名張市安部田)では、「名張に伝わる伝統と文化」と題して、今も残されている名張の伝統・文化を紹介している。
名張の秋祭りの花形、太鼓台。それを担ぐ人々の笑顔と勢い。忍者の装束。昔被っていた獅子舞、伝統工芸品などが写真パネルや実物が展示されている。中でも「名張方言かるた」は、今は使う人が少なくなってしまっている名張言葉をかるたにしている。名張市内の小中学校では、授業の一つとして「ふるさと学習なばり学」の学習をしているが、その時に習っている。
関西弁とよく似ているが名張特有の言葉でつくられたこの「名張方言かるた」は、なかなかの味わいがある。子どもたちにとっては楽しく、年配の人には懐かしく、また初めて知った言葉は新鮮に感じるこのかるた。「名張方言かるた」が多くの人に愛され、対抗戦や名人戦など「かるた会」が開かれる日が来るのを楽しみにしている。
名張方言かるたの内容の一例を紹介。にんやかな(にぎやか) 新町川原 花火の夜、むてんぽな(むこうみず) じぐざぐ運転 事故のもと、えべっさん(恵比寿さん) けっきょ(吉兆)蛤 雪の中、ゆわんといて(いわないで) 内緒内緒の ひそひそ話、よだちきて(夕立) 慌ててしまう 洗濯物……など。
展示期間は9月26日まで。午前9時30分から午後4時30分。月曜日と木曜日は休館、但し9月20日、23日は開館。9月21日、24日は休館。入場無料。会場および問合せは名張市郷土資料館2階、企画展示室(旧錦生小学校)・電話0595-64-7890まで。

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