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コロナ禍でも楽しい餅つき 桔梗が丘幼稚園で

令和3年12月17日、学校法人桔梗が丘学園 桔梗が丘幼稚園(加茂勇一郎理事長・園児243人)で、もちつき集会が行われた。 同園ではこの集会は、日本の伝統行事を楽しく学ぶための年間行事のひとつとして、毎年行われている。この日を楽しみにしている園児は多く、当日、欠席者はいなかった。 今では、家庭で餅つきを経験したことがあるという子どもはごくわずか。園児たちは、加茂理事長からの『石臼と杵』、『餅米が餅になっていく様子』の説明を聞いて興味津々。蒸した餅米の匂いを嗅いでみたりした。
それから、園職員、園バスの運転手、サッカー教室コーチら男性6人が代わる代わる餅をついていく様子を間近に見て、米粒の飛ぶ勢いや重い杵でつく音などの迫力を、キャーキャー言いながら見ていた。 以前は、餅をついている大人を囲んで、園児全員で「よいしょ、よいしょ」と声援を送っていたが、今回は新型コロナの感染対策として全員マスク着用の上、手拍子足拍子での応援になった。
つきあがった餅は、女性職員が丸めてきな粉をまぶして、園児たちの昼食に。つきたてのあたたかくて柔らかい餅が美味しいので、もう少し欲しいと泣く子もいて、集会は賑やかに終わった。 小西ゆかり園長は、「コロナ禍で、例年やっていた年長さんの千本杵体験ができなくて残念でしたが、内容を少し変えて工夫しながら、なんとか無事にできてよかった」と胸を撫で下ろしていた。

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