ばりっ子会議から市政に提言書

名張市では、子ども施策の推進のため、「名張市子ども条例」にもとづき、市内の小中学生がまちづくりについて考える子ども会議、通称ばりっ子会議を開いている。
令和４年度は６回のばりっ子会議を開催し、名張市の魅力を多くの人に知ってもらいたい思いから、名張の魅力をＰＲする「なばりんマップ」を作った。また、市内の清掃活動であるクリーン作戦を実施した。これらの活動を踏まえ「街のＰＲ」と「環境美化」の２つの視点から子供の意見をまとめた提言書を、児童の代表が読み上げ、北川裕之名張市長に提出した。
提言を受けた北川市長は「名張が大好きで、自慢したい。多くの人に知ってもらいたいという皆さんの思いを強く感じた。マップはいろんなところに配って、名張の良さを多くの人に知ってもらうように頑張りたい。名張市は今、10年先の街についての戦略を検討している。その中で話し合っていることは皆さんの思いと同じこと。サンショウウオ、江戸川乱歩など友達同士で話し合ってほしい。クリーン作戦や、以前も交通安全ハンド会議ポスターなどを作ってもらい、名張の子どもたちの熱意をすごく感じている」と礼を述べていた。