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よい歯の児童生徒と図画·ポスターコンクール 表彰
伊賀歯科医師会、伊賀市、名張市などが「歯と口の健康週間6月4日から6月10日」に合わせて、よい歯の児童生徒及び図画・ポスターコンクールの優秀者を表彰した。
歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発して、歯科疾患の予防や早期の治療を勧めようと伊賀歯科医師会などが企画し、名張市教育センター(百合が丘)で6月4日、表彰式が行われた。伊賀歯科医師会の村田省三会長が「口腔の手入れは栄養の取り入れに繋がり、全身の健康につながる。長寿化が進む中で、健康に過ごせる期間を延ばすのにも口腔の手入れは欠かせない。歯磨きは2分間とか、紙に書いて習慣をつけることが大切」と呼びかけた。
「よい歯の児童生徒審査会」では、歯科健診などで、虫歯がない、咬み合わせが良い、口腔内健康状態が良いなどと認められた小中学生47人が選ばれ、この中から2人が最優秀となった。小学校の部で、名張市立蔵持小学校6年の久保田好美さん、中学校の部で名張市立南中学校3年の坂口祐騎さんが選ばれた。坂口さんは4歳から空手、小6からキックボクシングを始めたと言い「練習の時からマウスピースはしっかり嵌めている。咬み合わせがしっかりしていると力が入りやすい」と歯の健康を実感していた。小学校の最優秀に選ばれた久保田さんは、8月24日に各地区優秀者11人を審査し、最優秀者、優秀者については、11月12日第28回三重県歯科保健大会にて表彰される(小学校のみ審査)。
絵とポスターのコンクールでは、幼稚園、小学校(低学年・高学年)、特別支援学級から、4人が最優秀に選ばれた。幼稚園の最優秀賞は伊賀市立桃青の丘幼稚園5歳児の佐々木麗さん、小学校低学年は伊賀市立府中小学校1年の桑原蓮央さん、同高学年は名張市立桔梗が丘小学校4年の丸山由衣さん、小中学校特別支援学級は名張市立錦生赤目小学校1年の長谷川暖さんの作品が選ばれ、表彰状を受け取った。これらの最優秀作品は、8月24日の三重県の審査で改めて最優秀を選出し表彰する。更に優れたものを日本学校歯科医会にて小学校1点、中学校1点を選び最優秀賞として文部科学大臣賞に申請される。
伊賀市の児童の作品(30点)は7~16日に伊賀市役所で、名張市の児童の作品(74点)は9日~20日に名張市郷土資料館(安部田)で展示される。