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赤目四十八滝 入山再開
落石のため入山禁止となっていた名張市の名勝赤目四十八滝は6月4日、午前8時30分から入山規制が解除された。再開は3週間ぶりとなる。
先月14日の朝、同渓谷を管理する赤目四十八滝渓谷保勝会の職員が遊歩道への落石を発見し、直ちに入山禁止とした。落石除去や安全対策・点検に努めて再開のための方策を検討して仮設案を作成し、自然公園法に基づく仮設届・設置届を提出。設置許可が下りたのが先月27日で2日に工事が完了した。
落石現場を大きく迂回し、滝川の上に渡した仮設の遊歩道は、幅約1・5㍍、全長約50㍍に及ぶもので、設計と施工の苦労がしのばれる。再開時刻と同時に渓谷に入ったカメラマンが、三脚を用意しながら滅多に見ることのない川の上からのアングルに早速チャレンジしていた。
なお、落石個所の本格的な復旧工事は、公共工事として三重県に依頼中という。