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青蓮寺湖のぶどう狩り楽しんで
名張市の青蓮寺湖ぶどう組合が運営する青蓮寺湖観光村のぶどう狩りが、7月20日オープン、会期は10月31日まで。観光農家は10戸、面積は10㌶にも及ぶ。
勝手神社(赤目町柏原)の瀧野紀継宮司による神事の後、北川裕之名張市長は「大阪万博に向けて名張の観光産業は一丁目一番地を迎えている。青蓮寺のぶどうと赤目四十八滝は名張の観光産業の主役であり、今日のことは万博協会や近鉄にも連絡して集客への協力を依頼した。これからも名張市は全力でサポートしていきたい」と挨拶した。
組合長の曽和敏明さん(64) は「コロナ禍前は年間約4万人あった来場客が、一昨年は38、000人、昨年は18、000人と激減した。特に観光バスによる予約は殆どキャンセルされた。今年は7月までは予約が増えたが、半分くらいキャンセルになっている。先行きは不透明で、資材、肥料、人件費等が物価高の影響を受けており、入場料を100円上げざるを得なかった。これからのぶどうのおすすめは7~8月はデラウエア、9月はスチューべン、9~10月はマスカットべリーA、8月半ば過ぎから9月半ば過ぎは巨峰。青蓮寺のぶどうは、昼夜の寒暖の差が大きいため糖度が高い特長があり、大きく甘く仕上がっている。そのうえ、もぎたては新鮮で味わい深いので、ぜひ家族で遊びに来てほしい。屋外は安全なので、マスクを外して伸び伸びして欲しい」と厳しい現状とこれからの期待を語ってくれた。
料金は、大人1、500円、小人1、100円、幼児800円。巨峰狩りは別料金。団体料金やその他申込や問い合わせ先は、青蓮寺湖ぶどう組合(0595・63・7000/0595・64・2500)まで。