「＃名張感動」フォトブック完成

四季で紡ぐなばりの暮らしと風景
名張市は、インスタグラム投稿キャンペーン「＃名張感動」で発信してもらった作品を集めたフォトブックを制作したと発表した。
このキャンペーンでは２０２０年８月から２０２２年12月の間に約５、０００件の投稿があり、１回の投稿で写真を10枚まで載せられるので、膨大な作品群になる。作品は市民に限らず、当地を訪問した多くの人と地域から投稿されてきた。
市の担当者によると応募のあった作品は、新緑の水辺に立つ川遊びの子どもたちや、初めてイチゴを口にする幼女など、日常のひとコマを切り取ったり、身近な風景の一瞬の感動をとらえるなど、感銘を受けるものばかり。新たな名張の魅力を掘り起こすきっかけにもなったという。
このフォトブックでは、過去の受賞作品を中心に、審査員の選定で96作品を選び、春夏秋冬を通して名張の魅力や暮らしがイメージできるものにした。また写真の中から、黄金のイチョウに埋もれる積田神社など選りすぐりの撮影スポットをマップにマークし、追体験しやすいように考えた。写真集という紙媒体にすることにより、インスタグラムを利用していない人々にも見てもらえるきっかけになる。名張に住む人々には、新たな名張の良さを、それ以外の人々には、行ってみようと思うタイミングになれば、と担当者は言っている。
Ａ５版フルカラー35ページで２、０００部を発行。市役所ロビー、市内公共施設、都市部の移住センターなどに配布する。
令和５年度は、４月１日からＳＮＳ投稿キャンペーンを実施し、引き続きフォロワーと共に名張の魅力を発信し続けるとのこと。お問い合わせ先は、名張市広報シティプロモーション推進室（電話０５９５・63・７７８２）まで。