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市民夏のにぎわいフェスタ 3万人の歩行者天国

伊賀市の市民夏のにぎわいフェスタ実施委員会(中井茂平委員長)は8月19日、「市民夏のにぎわいフェスタ2023楽市楽座」を開催した。開会式で中井委員長は「4年振りに市民フェスタが開催できる。楽市楽座の復活、熱中症に気を付けて楽しい一日を」と挨拶した。
開催時間は午後6時30分までで、銀座通りを中心に本町通、中之立町通りとその周辺は、家族連れなどで終日賑わった。車両通行止めの銀座通りには、飲食やフリマのテントや屋台89店舗、展示PRのテント13団体がぎっしり並び、通り南端には自衛隊、消防署の大型車両が子どもたちを誘っていた。にぎわい市として参加の営業店やワークショップ33店舗。その他駐車場利用の子ども広場など引きも切らない。忍者市駅(上野市駅)前広場には、「伊賀の産業展」として企業や学校(三重大忍者関連)が展示・体験・ゲームで景品交換し、特設ステージでは、企業PRや空手実演、ダンスやパフォーマンスが行われた。大きな特設ステージは銀座通り南端近くにあり「ゆとりステージ」と名付けられ、ダンスや真太鼓、くノ一ショーにキャラクターショーなど、入れ替わり立ち代わりで多くの人々の目を楽しませていた。
この日の伊賀市の気温は35度以上。人々は日陰を見つけて座り込み、屋台のかき氷や、空揚げをほお張ったりして楽しんでいた。銀座通りの賑わいを避けて横道に入ると、クラシックカーが何気なく止めてあったり、いまも現役の銭湯を見つけ伊賀上野の風情を味わう人もいた。
シューアイスを店頭販売する伊賀桔梗屋織居の店主は「このように人出が多いだけでも元気が出る。忍者回廊とか色々な計画があるが、街に活気が出て伊賀全体が元気になるのを楽しみにしている」と話していた。
事務局に尋ねると、この日の人出は約3万人。熱中症の軽症者が3人でたが、直ぐ回復したとのことであった。