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はたちの自分に手紙・梅が丘小6年がタイムカプセル

名張市梅が丘のコミュニティプラザ「NAURAA(ナウラ)」において10月18日、梅が丘小学校6年生45人の「8年後の自分に向けた手紙」をタイムカプセルに入れるイベントがあった。主催は川西・梅が丘地域づくり委員会(久保伸一会長)。カプセルは直径約10㌢長さ約25㌢の頑丈なステンレス製で、それを直径約20㌢長さ約30㌢の塩ビ管の容器に入れて、深さ約60㌢の地面の穴に埋設する。
参加した児童は44人(手紙は45)。集まった児童に久保会長(65)は「8年後は、社会人になっている人や、大学生になっている人がいると思う。ひょっとするとお父さんやお母さんになっている人がいるかもしれない。そんな皆さんが8年後、カプセルの中の手紙を取り出しながら、はたちの今の状況や小学校6年の時の思い出などを話し合うのは楽しいことだと思う。8年後、はたちになったときに45人の皆さんがここに集まって、みんなで良いお話をしてください」と挨拶した。児童を代表して久保好平さん(12)と安田力丸(りきまる)さん(12)が「今年もコロナウイルスの影響で、いろいろな行事が出来なかった。そんな中タイムカプセルのイベントができることは嬉しいです。自分たちがはたちになったときに読み上げることを思って、自分たちに向けて手紙を書きました。8年後の自分がどのように成長しているのか楽しみです」と答礼した。児童らは、カプセルに手紙を入れ、キャップをねじ止めする等作業を交代して行い、カプセルを穴の底に入れ、順番に土を入れて埋設し、記念撮影をしてタイムカプセルイベントが終わった。
山蓮心(れんしん)さん(11)は「8年後の自分はどうしているだろうと、思い返すのに興味がある」と言い、佐々木陽葵(ひまり)さん(11)は「8年後の自分に『待っていてね!』」と素敵な答えをしてくれた。子どもたちに故郷への思いを育んで欲しいと、地域づくり委員会が2019年から続けているという。