３年ぶり お絵描きバス完成!!

三重交通では、市内を走る路線バスに子どもたちが絵を描く「お絵描きバス」の運行を始めた。２０１９年を最後にコロナ禍により中断をしていたが、子どもたちの復活要望に応え、３年ぶりの「お絵描きバス」の完成となった。
予定していた当日は雨で中止となったため、がっかりしていた子どもたちにとって翌日の10月10日は嬉しいお絵描きタイムとなった。マツヤマＳＳＫアリーナ前に集まった約１００人の幼児や小学生たちは、バスの左右両面と後面に思い思いの絵を描き、見慣れている路線バスがカラフルな車両に生まれ変わった。子どもたちの楽しそうなお絵描きを見守り、カメラに収めていた保護者は「３年前にも描かせていただいたが、そのバスを見つけるのを楽しみにしていた。ここ２年間コロナ禍で、イベントが無かったので寂しい思いをしていたが、今回お絵描きができ、また楽しみができた」と笑顔で話した。
「お絵描きバス」は車両の点検整備を行い終了し次第、名張市内を走行する予定。
また、三重交通では、現在三県教育委員会から依頼のあった名張高校美術部の生徒が描いた「いじめ防止強化月間」のバス１台を運行中。なお、「お絵描きバス」の運行ダイヤ等については、三重交通伊賀営業所（０５９５・66・３７１５）まで確認の事。