「プラチナくるみん」認定 タカキタが名張市初
農機具メーカーのタカキタ(名張市夏見)が、名張市で初めて厚生労働大臣から「プラチナくるみん」認定を受け9月24日、北川裕之名張市長を表敬訪問し報告した。
次世代育成支援対策推進法に基づき、子育てサポート制度が高い水準で取り組んでいる企業として、2024年7月1日付で「プラチナくるみん」認定及び、2回目の「くるみん」認定を受けた。
男性の育児休暇取得率が高い等、出産と子育て両立の環境創りに努め、2019年から3年間の活動で、22年「くるみん」認定を受けた。さらに「プラチナくるみん」認定目指し、次の2年間で男性育児取得率は30㌫基準に対して42・8㌫、女性は76㌫以上基準に対し100㌫。年間労働時間1900時間以下を目指すなど、2年間の活動が認められ24年度「プラチナくるみん」の認定を受けた。
市役所で藤澤龍也社長らは「管理職のマネジメントが大事で、従業員が理解してフォローをしあうなども大切。男性の育児休暇も気兼ねなくとれる雰囲気にはなっている。従業員に対する様々な支援策を拡充し、子育てと仕事の両立支援はもとより、ワークライフバランスの推進に取り組み、誰もが安心して生きがいをもって柔軟な働き方を選べる職場環境の整備を推進することが大切」と語った。
市長は「『プラチナくるみん』や『くるみん』を宣伝して、市の他の企業にも影響を与えて頂きたい。『プラチナくるみん』がこれからの御社の魅力に更につながるように」と話していた。