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「令和の学校」ってどんな学校 No31 名張市立桔梗が丘小学校

昭和47(1972)年4月、蔵持小学校内に「桔梗が丘小学校」として創立。同年9月6日に現校舎が竣工、移転。今年で50周年を迎えた桔梗が丘小学校。9月6日コロナ禍のため、規模を縮小して、「創立50周年記念式典」が行われた。名張市初の大規模住宅団地の開発が昭和38年から桔梗が丘で始まったが、その団地内に最初にできた小学校。昭和51(1976)年に南小学校、昭和55(1980)年に東小学校の開校により校区変更が行われるが、今も開校当時の地域住民の大きな期待を背負っている小学校である。そんな学校に今年4月校長として着任した廣岡茂斉(もとき)校長に話を伺った。

教員としての経歴は。
まず振り出しは、錦生小学校に7年間勤務した。その後長瀬小学校に5年、複式学級の担任もした。5年と6年が同じ教室で、次の年は、2年と3年の複式学級。初めての経験であり、当初は戸惑った。しかし、2学年が同じ教室で勉強することのメリットもある。異学年の子どもが一緒に生活することは、人間関係をうまくやっていく上で貴重な経験であると思う。長瀬小では、他に1年も4年も6年も担任させてもらった。小学校の全ての学年を経験したことは、教員として大変貴重であると思う。次に異動したのは、つつじが丘小学校。以前は児童数が1、300人を超える県下でも有数の大規模校であったが、私が行ったころは少し減少していて、900人程度。8年勤務させてもらった。小規模校は小規模校の、大規模校は大規模校の良さと大変さを知ることができた。これも教員として大変いい勉強をさせてもらったと思っている。次に、本校に5年間勤めさせてもらっていた。その後、研修員を含め、名張市教育委員会と三重県教育委員会で9年間勤務させてもらったが、教員とはまた違った職場環境であり、仕事であった。初めて教育委員会に行った時は、「決裁」や「起案」など、あまり小学校現場では使わない、いわゆる行政用語が理解できず、困ったことがあった。市教委にいる時には、名張市教育センターがスタートした時であったり、県教委でそうであったが教職員人事にも関わったり、今から思うと大変貴重な経験をさせていただいたと感謝している。

今年4月、桔梗が丘小学校に校長として着任したが。
以前に勤めていたことがあったお陰で、この地域や学校に関わっていただいている方などを知っていたのでよかった。保護者の中にも、以前に兄や姉が在学していた方々がおられ、声をかけていただいている。創立50周年という節目の年に校長として勤務させていただき、光栄に思う……

続きは11月13日号の伊和新聞に掲載しています。
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