「令和の学校」ってどんな学校 No33 名張市立錦生赤目小学校
コロナ、コロナの2021(令和3)年も、あと1か月余り。今は感染者も減少し、社会全体が落ち着きを取り戻しつつある。1年中で最も忙しいと言われる師走を目の前に、今年の本紙1月1日号で「子ども大好き!校長先生」として紹介させていただいた錦生赤目小学校の谷口雅彦校長に約1年ぶりにお会いし、インタビューさせていただいた。
まずお聞きしたいのは、頻繁にホームページを更新されていらっしゃるのは。
今までも更新をできるだけ多くしてはいたが、特に昨年、今年はコロナ禍で、保護者や地域の人に学校に来ていただくことができない状況であったので、できるだけ学校や子どもの日々の活動の様子をリアルタイムで知っていただこうと、いろんな事象をその時に写真や記録を残して、アップしている。安全安心を届けるのは学校の責務である。修学旅行の時は特にそうであったが、今日の事を今日、いや今の事を今知らせたいとの思いでアップしている。もちろん、私一人ではできない時もあるので、教頭先生をはじめ他の先生方の協力も得ながら行っている。子どもの様子を一番知りたいのはやはり保護者である。そんな思いでホームページの更新や学校便りを作っているが、お陰で保護者や地域の人々が本校のことや児童の事をよく知っていただいている。学校に来ていただいた時や子どもたちが地域に出向いた時など、子どもに関心を持っていただき、関りをもっていただいている。ありがたいことである。また、ホームページを見ていただくことにより、親子の対話や親子の学びに繋がっているとしたらなお嬉しい。
授業参観や家庭訪問は。
授業参観は、密を避けるため2部制にして実施した。個人懇談は希望する保護者としたが、ほとんどの保護者が希望した。定例の家庭訪問は、実施できなかったが、適宜行うようにした。悪いことや注意するための家庭訪問というより、プラス面を保護者に知ってもらうことが大切だと思う。コロナの影響で、例年行っていた行事が行えなくて残念ではあるが、工夫しながら、また新しい発想に立って実施するなど、何が子どもにとって必要なのかを再検討する時期とも言える……
続きは11月27日号の伊和新聞に掲載しています。
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