もっと「謎めし」楽しんで 商議所女性会がスタンプラリー

ミステリー作家・江戸川乱歩の生誕地名張では、令和５年は作家デビュー１００周年、今年（６年）は生誕１３０年、７年は没後60年と節目の年が続く。それに合わせ名張商工会議所女性会（豊岡千代子会長）では昨年９月から、飲食店を中心に「ミステリアスなまち名張」をＰＲするグルメ企画「謎めし」を始めた。その定義は「食材や調理法、見かけなどを工夫し、驚きや感動をもたらすもの」。同時に、食した客は料理の中身について絶対に「他言無用」が、ミステリーの街らしい楽しみ方。
当企画に賛同する市内の参加店の入り口には、怪人二十面相のイラストが描かれた「謎めし」のフラッグが掲げられている。昨秋スタート時は７店舗で、現在は10店舗に増えているが、市民に周知されているかといえばまだまだ不足。女性会では「もっと知ってもらわねば！」と9月６日からスタンプラリーを始めた。参加店でスタンプを３個集めると、記念の木製マルチトレーがもらえるというもの。
トレーは25㌢×17㌢、厚さ１・５㌢の木製で、スイーツ等を載せたり、カッティングボードにも使える。トレーは１００枚用意し、無くなり次第終了。
豊岡会長は「乱歩のミステリアスをお店独自で工夫して商品化している。お店の人との会話も楽しみ、３回食べてトレーをゲットして」と呼び掛けている。
参加店は▽湯元赤目山水園（赤目町柏原）▽賛急屋（平尾）▽ＨＡＰＰＹ ＹＯＵさんきゅうや（栄町）▽はなびし庵（中町）▽ｋｏｋｏｐｌａｓｅ（平尾）▽焼肉レストラン奥田（鴻之台）▽日本料理花いかだ（中町）▽長坂のＫａｋａｓｈｉ（赤目町長坂）▽創作串揚げゼロゼロワン（元町）▽古民家レストランオステリアｃｉａｏ（中町）。要予約のお店もあるので注意。なお、参加店舗は随時募集中。商議所メンバーでなくても構わない。お問い合わせ先は、名張商工会議所女性会（０５９５・63・００８０）まで。