アーバンスポーツ実証実験 利用状況中間報告
伊賀市は6月5日、下友生のしらさぎ運動公園第2駐車場内に設けた特設会場・IGA URBAN SPORTS PARKで、3月1日から9月1日の期間の予定で行っている「アーバンスポーツ実証実験」の中間報告を発表した。
市ではアーバンスポーツのジャンルの内、スケートボード、インラインスケート、自転車のBMXを練習できる場を設け、オリンピック種目にもなっている新しい競技のためのニーズを把握しようとしてきた。
利用者数は3月163人、4月137人、5月120人、1日の最高利用者は40人。土・日に集中しており、天候の影響をもろに受けてばらつきがある。アンケートでは「セクションへの助走距離が短い」「セクションを利用しない初心者用フリーエリアが欲しい」「日中の時間が取れないので午後6時以降に利用したい」等の意見があり、助走距離確保と、フリーエリア設置のため5月21日に、20㍍四方の会場を22㍍四方に拡幅、一部を24㍍に拡張した。利用時間も6・7月は19時まで、8月は18時30分に延長した。
また「屋根をつけて欲しい」「競技を始めるのにこのような施設は大切」との意見もあり、重要なスポーツとして意識し、アーバンスポーツ教室などイベントの検討、あるべき規模、施設の中身、設置の場所等検討を続けるので、この特設会場は9月1日で終了することではなく、維持継続すると発表した。