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ウクライナの人々にエールを

3月1日、伊賀市において岡本栄伊賀市長による定例記者会見が行われ、冒頭「新型コロナウイルスによる伊賀市の2月の感染者は1、190人であり、前月比2・5倍と憂慮すべき状態である。家の中でもマスクを着用する等、注意を続けて欲しい。5~11歳へのワクチン接種を9日以降順次開始する」と発表した。
上野城をライトアップ
次に「戦争によって大影響を受けているウクライナへの人道支援として、上野城天守閣のライトアップを行う。ウクライナの国旗の色に従って、城の上部を青に、下部を黄色に。時間は午後6時~9時。期間は1週間程度。当分の間、市庁舎入り口受付カウンターに募金箱を設置する」と話し、続けて「忍者の教科書『万川集海』では『正心』と『生きる』ことが最も重要な事とされている。民主主義の危機、大国の横暴で困難な状況にあるウクライナの人々に寄り添う意味でエールを送り、大国の指導者にも『正しい心』を持って欲しいし、両国民にも困難な中『生き抜いて』欲しい」と熱く語った。
市長からの発表事項として、1つ目が芭蕉翁記念館企画展「芭蕉と『月見の献立』」の開催。これは4月の「史跡芭蕉翁生家」の公開を記念し昨年9月に伊賀市へ寄贈された、芭蕉筆「月見の献立」を初公開するもの。場所は芭蕉翁記念館で、展示期間は今月19日~6月26日、午前8時30分~午後5時(入館は4時30分まで)、期間中休館日はなし。展示内容としては「月見の献立」他約30点で、「月見の献立」の真筆は4月1日~5日及び、4月29日~5月8日のみの展示で、期間外は複製が展示される。お問い合わせ先は企画振興部文化交流課で電話0595・22・9621まで。
2つ目は「西山の棚田」が「つなぐ棚田遺産」に選定されたというもの。2月14日に開催された「つなぐ棚田遺産選定委員会(農水省主催)において、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として全国271の棚田が選定され、伊賀市から応募の「西山の棚田」が選ばれた。三重県からは、松阪市の深野だんだん田、熊野市の丸山千枚田とともに県内で3カ所が選定された。お問い合わせ先は産業振興部農林振興課で電話0595・22・9713まで。
つ目が青山複合施設(阿保151番地1)が完成したことで、開庁日は22日午前8時30分、竣工式は8時20分から行われる予定。敷地面積は3708平方㍍、床面積986平方㍍。工期は令和3年3月から令和4年1月で工事費は約4億2、100万円。入所部署は青山支所、青山図書室、地域包括支援センター南部サテライト、阿保地区市民センターとなる。公募決定した愛称は、応募者の思い「青山で会おうね」より『アオーネ』に決定した。お問い合わせ先は青山支所振興課で電話0595・52・1112まで。

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