スポーツクライミング リードユース日本選手権出場3選手が市長を表敬訪問
富山県の桜ケ丘クライミングセンター(南砺市)で5月14・15日に開催される「スポーツクライミング第10回リードユース日本選手権南砺大会」(主催・公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会JMSCA))に出場する3選手が11日、北川裕之名張市長を訪問し、力を尽くして戦う決意を語った。
スポーツクライミングにはリード、ボルダリング、スピードの3種の競技があるが、今回の日本選手権は「リード」競技に特化した大会。
訪問したのは、ジュニア女子に出場する小林舞(まい)さん(県立名張青峰高校3年・18歳)、ユースA男子に出場する小林隼翔(はやと)さん(市立名張中学校3年・15歳)、同じく杉本侑翼(ゆうすけ)さん(近畿大学工業高等専門学校1年・16歳)。小林舞さんと隼翔さんは姉弟。3人とも小学3年からクライミングの練習を始めて、三重県内ではトップクラス。10月のとちぎ国体スポーツクライミング少年少女の部三重県代表候補4人のうち3人でもある。
小林舞さんは「表彰台目指して練習をハードにして調子を上げてきた。自分を信じて精いっぱい頑張り、表彰台を目指したい。持久力を上げるようにすごくトレーニングを頑張った」。弟の隼翔さんは「今までの練習を活かすように決勝を目指したい」と述べ、杉本さんは「常にチャレンジ精神をもってまずは決勝。表彰台も狙いたい。昨年ユース日本代表になったので、その名に恥じない成果を残したい。去年まではスピードに力をいれていたがリードにチェンジしたので、限界を迎えた時に、まだ力を絞り出すことなどの練習を取り入れている」と語った。
それに対して北川市長は「頼もしく心強い皆さん、日頃の練習の成果が出るように頑張ってください」と励ましの言葉をかけた。