ユネスコ無形文化遺産登録決定
本年度のユネスコ無形文化遺産登録が発表された11月30日、伊賀市山畑の「勝手神社の神事踊」を始め、全国にある「風流(ふりゅう)踊」41件の登録が決定した。
「神事踊」は、雨ごい祈願や災疫を祓う踊りとされていて、胸に「かっこ」と呼ばれる締め太鼓をつけて20数人で行う踊りで、毎年10月第2日曜日に、勝手神社神事踊保存会のより奉納されている。
登録決定を受け、「勝手神社の神事踊」を伝承する山畑地区の関係者約80人が4日、山畑農事集会所に集まり、登録を祝う記念式典が催された。また、伊賀市役所玄関において「勝手神社の神事踊」の他、今回登録された全国各地の「風流踊」の写真パネルが、国道側のタワーには祝いの懸垂幕が飾られた。市役所を訪れた人は「上野天神祭のだんじり行列に加え、神事踊もユネスコ無形文化遺産登録された。伊賀市で2つも遺産登録されているのは誇らしい」と足を止め見入っていた。パネル展は令和5年2月28日まで。