今年も高校生が名張を盛り上げる!第5回名張学園祭
名張市にゆかりのある高校生らが中心となり、地域を盛り上げる「第5回名張学園祭」が11月17日、adsホール(松崎町)と周辺の朝日公園及び名張市民センターで開催される。開催にあたって中心となる、学園祭実行委員会委員長の名張高校2年・森本未來(みく)さん(17)と副委員長の近畿大学工業高等専門学校3年の吉留颯斗(はやと)さん(18)が6日、名張市役所を訪れイベントの内容を発表した。
イベントは名張地区まちづくり協議会が主催するが、企画・運営全てを高校生による実行委員会に委ね、委員らは6月からほぼ週1回集り、企画、出展者・出演者交渉、広報、ポスターのデザイン等々を行ってきた。今年の実行委員は、名張高校、近代高専、名張青峰高校、あけぼの学園高校、津高校、第一学院高校(大阪梅田)の生徒14人で全員名張市在住。
当日adsホールの舞台では、5組のダンスグループ、名張こども能楽、名張音頭保存会、名張小学校有志のパフォーマンス、名張高校吹奏楽部、同校新体操部、同校ファッション専攻のファッションショーが予定されている。朝日公園では、たこ焼き、コーヒー、カレー、クレープなど飲食のテントやキッチンカーなど16店が並び、市民センターでは、占いや手作りショップやワークショップなど4点が出店する予定。また、名張消防署、名張警察署、自衛隊も体験を促す出展で盛り上げる。
森本さんは今年で委員2年目、吉留さんは今年で3年目など、実行委員は経験をしながら順に入れ替わり、元委員が出店者や出演者として側面援助し、元委員長がサポートしてくれるなど、5年目を迎えて体制ができてきた。
森本さんは「昨年は12店だった屋台や物販の店が、今年は約20店になった。ステージの出演者も増えたし、沢山のお店を回って楽しんだり、ステージを応援してもらいたい」、吉留さんは「子どもたちがいっぱい楽しんでいる姿を見たい」と話していた。2人は「昨年の来場者数は約900人。今年は1000人を目標にしたい!」と張り切っている。