伊賀南部クリーンC 操業延長で合意
名張、伊賀両市でつくる伊賀南部環境衛生組合(管理者=北川裕之名張市長)は10月23日、令和6(2024)年1月末迄とするごみ処理施設・伊賀南部クリーンセンター(伊賀市奥鹿野)の操業を10年間延長し、令和16(2034)年3月末までとする協定書を周辺5地区(奥鹿野区、福川区、桐ヶ丘自治会、柏尾区、伊勢路区)と締結した。
同センターは平成21(2009)年から13年間、名張市と青山町のごみ処理を主に操業しているが、操業にかかわる協定の期限が1年3か月後に迫っているための協定となった。同センターでの調印式には、岡本栄伊賀市長も立会人として出席し、北川市長と各地区の代表者が協定書に調印した。
翌24日、名張市役所で行われた伊賀南部環境衛生組合議会において、岡本市長は「10年の延長期間と言わずに、名張市と共同の広域処理を目指し、新施設の立地の選定と建設を急ぎたい」と両市共同で前向きに推進する意向を語った。