伊賀市の小学校区再編　3小統合新設校名決まる

伊賀市立依那古小学校、神戸小学校、比自岐小学校（平成19年度に依那古小学校に暫定統合し現在は休校中）の３小学校の校区を変更し、令和５年度統合校して同市沖にある依那古小学校の校舎を使用し、開校予定の新設小学校の校名が決定したと、伊賀市教育委員会は発表した。少子化の影響で児童数の減少が続く中、より質の高い教育と良好な学習環境を提供するために、関係住民自治協議会やＰＴＡなどで「上野南部地区小学校区実施計画検討協議会」を設置し協議を重ねてきたが、令和５年４月開校予定の新設小学校の校名を「伊賀市立上野南小学校」とすることが決まった。
８月１日から同月31日までの募集期間で、３小学校区内に住所を有する人、卒業生、現在通学している児童から校名を募った。応募総数は１４６件、校名数は75。同協議会では、応募の多かった上野南小学校、丸山小学校、さくら小学校の３つを最終候補として、校区内の依那古・神戸・比自岐・きじが台の各住民自治協議会と、３小学校がそれぞれ１票を投じ、最多投票数であった「上野南小学校」を新設校の校名と決めた。今後は、校章や校歌の公募を行う予定であるという。