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伊賀市新斎苑 7月2日業務開始

伊賀市は6月5日、PFI事業で建設していた新斎苑が7月2日から運用を開始すると発表した。現在の斎苑は平成2年に併用開始され34年が経過し、老朽化と高齢化社会の進行に伴い火葬需要への対応が困難となり、PFI方式で事業を進めている。ふるさとの伊賀を感じ、会葬者の心に寄り添うコンセプトのもと、周辺環境に調和する高さを抑えた建物、落ち着いた環境で価値を高める木造の待合棟とし、現在の斎苑の隣地(駐車場)に、敷地面積6996平方㍍、建築面積1647平方㍍、延べ床面積1371平方㍍で併用を開始する。建物構造は、平屋建て鉄筋コンクリート(一部鉄骨造)の火葬棟と平屋建て木造の待合棟からなり、主要施設は火葬炉(人体炉4基、動物炉1基)、告別収骨室2室(2炉1室)、待合室2室、待合ロビーからなる。現在から人体炉が1基増設されることになる。
このPFI事業は、伊賀市の上野ガス、上野ハウス、宮本工業所、五輪が設立した特定目的会社の(株)伊賀芙蓉が建設・運営する。建設にあたっては内藤建築事務所名古屋事務所が協力した。
現斎苑は、新斎苑の運用開始後解体され、新斎苑の駐車場となる。駐車場の完成は12月の予定のため、駐車場に向いた新斎苑の玄関は使用できないため、暫くは参列者も霊きゅう車も、南側に設けた臨時の玄関(出入口)を使用することになる。
新斎苑の一般公開は、7月1日午前11時~午後1時の予定。お問い合わせ先は人権生活環境部生活環境課(0595・22・9624)まで。

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