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伊賀市長選挙 岡本氏が出馬表明

4選目をラストイニングに
任期満了に伴う11月10日投開票の伊賀市長選に、現職の岡本栄氏(72)が6月17日、4選を目指して立候補することを表明した。
市議会一般質問で、市川岳人市議の質問に「市の財政健全化、救急医療体制の整備・市立上野総合市民病院の経営の安定化、子育て支援の充実、にぎわいの創出の4点が推進できた」と実績を強調した。やり残したことについては「子育て支援の更なる充実、教育の充実、更なるにぎわいの創出等」を挙げた。実績を自己採点すると「優、良、可、不可の優」と答えた。4選目出馬についての市川議員の質問に「続投を望む市民の声が多く、ラストイニングにする」と答え、特に防災における市長の役割について「災害の起こった時の最高指揮官であり、行政において人脈と経験と決断力が大切。もう一度しっかり仕事をさせていただきたい」と話した。
報道各社の取材で「4年前はラストイニングと思っていたが、市民の継続希望が多く、今までやって来たことを評価して頂いた、やるのが責務かなと思った」と述べ「能登のような災害があったが、経験を活かして防災について新たな課題に対応し、にぎわい忍者回廊はできた後も責任をもって進める。色々な方に伊賀市はどんなに良いところか知ってもらう。高齢化社会にあって、公共交通の在り方を見直す」など次々と抱負を述べた。これ迄に立候補を表明している3人が「18歳成人式を見直す」と言っている点については「人気取りになると思ってあげた政策でしょう」と述べた。
岡本氏は伊賀市出身、早稲田大学教育学部卒業後、関西テレビアナウンサーを経て、2012年伊賀市長に初当選し、現在3期目。市長選にはこれまで、市議の濱瀬達雄氏(46)、建築業の萩森正治氏(43)、元政府系金融機関職員の浅井健之氏(32)が立候補を表明している。

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