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伊賀市長選挙 浅井健之氏が立候補表明

現市長任期満了に伴う11月10日実施予定の伊賀市長選挙に6日、浅井健之氏(32・伊賀市)が無所属で立候補することを表明した。
浅井氏は伊賀市平野六反田在住、大阪大学工学部機械工学科卒業後、ロンドン大学大学院工学課程を修了。2015年、日本政策投資銀行に入行、三重県内の企業への融資、東南アジア企業への投資、観光スポーツに関する調査、日本政策投資銀行の中期経営計画の策定などを行ってきた。
記者会見で浅井氏は「市民との対話がなく、閉塞感が漂っている。職業人生における自分の成功体験の原点は『対話』であり、未来を創る第一歩は対話から始まる。18歳成人式には多くの反対署名が集まったにもかかわらず一切聞く耳を持たない市には強い怒りを覚える。20歳成人式に戻す」と考えを述べた。また、飲食店の中に授乳室、公共施設内の託児所など「子育てし易い環境作り」、高校生が世界で学ぶ機会作りなど「成長を実感できる教育環境作り」、民間主導・官民連携の推進、徹底的に「稼ぐ観光」を意識し、「豊かな伊賀市の経済」等を公約として掲げた。
同市長選には市議の濱瀬達雄氏(46)と建築業の萩森正治氏(43)が、それぞれ無所属で立候補を表明している。

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