伊賀市長3月定例会見 伊賀コシヒカリが特A・つながる窓口など発表
岡本栄伊賀市長は3月1日、定例会見に臨み冒頭、伊賀地域産「伊賀コシヒカリ」が最上級の「特A」の評価を受けたと紹介した。一般社団法人日本穀物検定協会は、2月28日に「令和4年産米の食味ランキング」を発表したもので、4年ぶりの取得となる。伊賀コシヒカリは、平成23年産米に三重県で初めて特Aを獲得、平成30年産までの間に計7回特Aを獲得している。伊賀米振興協議会によると、栽培技術向上に向けた生育基準田の設置や、ドローン等のスマート機器を活用した新たな営農体系の検証など、生産者と一体となって取り組んだ結果であり、令和4年産米の特Aは、全国40産地品種で三重県では「伊賀コシヒカリ」だけ。
また岡本市長は、1日から「つながる窓口」をスタートさせると発表した。支所の窓口サービスの向上を目的に、5支所(上野支所を除く)と本庁担当部署をオンラインでつなぐもので、身近な支所での複雑な手続きや相談がスムーズに行える。今回は、保育所等の入所や認定手続きや介護認定申請、国民健康保険や国民年金等、健康福祉部の業務に限定しての運用となるが、ビデオ通話アプリを利用し行政窓口に特化したシステム導入は、県内初の取り組みであり運用効果を検証しながら、他の部署の業務に拡大していきたいとしている。
なお、活用方法など不明な点についてのお問い合わせ先は、市役所デジタル自治推進局(電話0595・22・9622)へ。