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伊賀市 一般会計 2億6600万円の増額

ワクチン接種自己負担金の引き下げなど
伊賀市は8月27日、総額2億6670万円を増額する一般会計補正予算案を発表した。9月3日開会の市議会定例会に提出する。補正後の一般会計は481億3819万円となる。
65歳以上と重症化リスクが高い60~64歳の人が、新型コロナワクチンを接種する際の自己負担分3200円を、2100円に引き下げる市の助成費に1829万円を計上した。感染者は増加傾向にあり、その上無料から自己負担となりワクチン接種率が下がることが予測されるための助成。
旧青山支所跡地にシンボルとなったケヤキを活用した緑地と、駐車場区画を増設整備し、災害用にかまどベンチを設け、太陽光発電式屋外灯を設置するなど、市民が憩える緑地整備事業の設計業務委託料と用地取得に895万円。2025年度整備工事、2026年度供用開始予定。
業務の効率化のため、文章生成AI(ChatGPT)を導入する。システム導入業務委託料、システム等使用料1541万円。専用のクラウドサービスを用いて活用し、個人情報や市の内部情報は外注させないなどのルールを定めている。
上野城跡(上野公園内)にある3か所の公衆トイレを全て洋式化し、訪日外国人旅行者の利便性を図り、文化財利用の観光拠点とするための、改修設計業務と設備改修工事費として305万円。
この他、マイナンバーカードの券面変更を効率化するためのカードプリンターの導入や、多言語対応のための遠隔通訳サービスを導入するための、機器器具購入費・多言語対応委託料等544万円。▽乳児の1か月検診の費用を上限4000円として助成する乳幼児健康診査助成金等として146万円。▽市道花之木古山神戸線、治田石打線、水越予野線、予野大滝線の通行の邪魔になっている樹木や竹の剪定伐採委託料として1509万円。▽崩落の危険がある市道岡崎山中線の法面の修繕工事に向けた地質調査業務及び設計業務に880万円などを盛り込んでいる。
伊賀市議会9月定例月会は、9月3日開会30日閉会の28日間。10~12日が一般質問。提出議案は補正予算4件、条例改正5件、決算認定11件、一般議案3件の合計23件。

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