北川氏後援会事務所開き・決起集会
「名張を造ってゆく決心をした」
名張市産業振興センターアスピア(南町)において3月23日、名張市長立候補出馬表明をしている元三重県義会議員北川ひろゆき氏(63)の後援会による、事務所開き・決起集会が行われ、約500人の支援者がかけつけた。
県の新型コロナ「再拡大阻止重点期間」であり、参加者には感染防止の検温・手指消毒・マスク着用等が呼びかけられた中での開催となった。政党色は薄く、衆参両議会議員や特定政党の関係者の参加は無く、三重県議会の会派である新生みえの県議会議員10人が熱心に応援していた。
挨拶に立った北川氏は「20年頑張って来た亀井市長が立候補しない事を表明されて実は迷った。県議会でも重要な仕事の機会を与えられていた。結局名張を造ってゆく決心に従う事にした。名張に産業基盤を作って行きたい。人口は7万6000人に減っている。活気を失った街は若者が去る。若者が住み続けたいと思える街にするには産業を作らなければならない。
まず第1に観光産業。これは多くの業種に好循環を及ぼす。赤目四十八滝、青蓮寺のぶどう園、旧市街の街並等々、磨き上げればコロナ後は沢山の客を呼べる。まして経済波及効果の高い2025年の大阪関西万博や翌年のマスターズ関西が控えている。現三重県知事は来年の観光予算を2倍にした。関西と密着度の高い名張にもその効果がある。
亀井市長が成果をあげられた医療福祉はしっかり守っていきたい。この分野は県議として「伊賀の地域医療を守る会」を作る等、自分が一番関わってきた事だ。感染症の専門医を充実する等を、先頭切ってやりたい。
色々な人に助言を得て、自分の覚悟を確かめ、しっかり退路を断って決心した」と、市長選にかける熱い思いを述べて、参加者の大きな拍手を浴びた。