1. HOME
  2. 伊和新聞
  3. 原水爆禁止の大行進

原水爆禁止の大行進

名張から奈良へリレー
「なくそう核兵器」を訴えて全国を歩いてリレーする「原水爆禁止国民平和大行進」が6月17日、名張市で三重県最終日を迎え、奈良県に引き継がれた。その後各府県をリレーしながら8月4日の広島での世界大会を目指す。
名張では約40人が参加し、原水爆禁止を訴えながら市内を行進した。原水爆禁止世界大会三重県実行委員長の西尾比呂也さん(67)は「平和に関心があり、定年退職後平和委員会の活動に入ったが、世界にこんなに多くの人が平和を求めていることを知って心を強くした。唯一の被爆国の日本に、世界の人が期待している。ウクライナやガザの戦争で、武力や軍事力では問題が解決しないことがよくわかった。日本の憲法九条の意味がでてきた」と話し急いで行進に加わった。
北川裕之名張市長は「核兵器を廃絶し、戦争のない平和な社会を築くことが人類普遍の願いであるにも関わらず、国際社会における平和と安全は著しく脅かされ、大勢の市民が苦しみ続けている。唯一の被爆国の日本は再び過ちが繰り返されることがないよう、世界へ訴えていく責務がある」とメッセージを寄せた。

伊和新聞

伊和新聞一覧