受賞賞金を放課後児童クラブへ ボルグワーナー社
自動車部品メーカーのボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン(三島邦彦代表取締役社長)は、無災害労働時間通算100万時間達成(2021年11月から約1年間、従業員約500人の労働時間の累計)を記念して、米国本社から受賞した安全賞賞金の一部を活用し、30万円分を伊賀市内の放課後児童クラブ21か所に図書及びスケッチブックを寄贈した。図書は、漫画名探偵コナンの日本史/世界史シリーズ又は、サバイバルシリーズ。伊賀市から6月14日、感謝状が贈呈された。
併せて同社は、伊賀市消防本部へも空気清浄機を寄贈し、消防本部からも感謝状が贈呈された。
岡本栄伊賀市長は「無災害労働時間100万時間と言うことで、敬意とお祝いを申し上げたい。コロナ禍で、子どもたちは不自由な生活を強いられてきた。伊賀の宝である子どもたちに夢と可能性を与えるもので、大変感謝します」と感謝の言葉を述べた。
三島社長は「『安全』の言葉の上に『安心』がある。放課後児童クラブがあるから、親たちは安心して仕事ができる。消防署があるから安心して生活ができる。今回の寄贈先は、従業員の公募と会社側の選定で決めさせてもらった。当社では、全社員がAEDを使えるようになろうということで、防災訓練を実施し、消防署さんには大変お世話になっている。今後ともよろしくお願いします」とあいさつした。