句会ライブ売上金 能登半島支援金に 上野RC

上野ロータリークラブ（山本禎昭会長）は創立70周年事業として6月２日、青山ホール（伊賀市阿保）で「夏井いつき句会ライブin伊賀」を実施した。そのチケット売上金を「能登半島地震復興支援金」として、伊賀市を通じて被災地に贈るべく持参し５日、岡本栄伊賀市長に贈呈した。
山本会長は「夏井さんを招いての句会ライブは、１年以上前から準備してきた。チケット販売にあたり売り上げを能登半島支援にと、皆で相談して決めた。当日入場者約４５０人、そのチケット売り上げと会場での募金と合わせて１２２万円になった。災害地にお渡し頂きたく持参した」と話し、岡本市長は「皆さんの志の重みを感じる、しっかりと思いを受け止めて現地に渡したい」と答えた。市の担当者によると、支援金は伊賀市から日本赤十字社を通じて現地に届くようにするとのこと。
記念事業実行委員長の稲濱建夫さんは「夏井さんの話は中身が濃くて、みんなが夢中になり、２時間の予定が２時間半になった。下の12音をつくり、５音の季語を上に合わせるなど俳句つくりのツボを教えてもらい、会場みんなで俳句を作るなど大変盛り上がった」と、ほっとした表情で話していた。