名張ロータリークラブ・青少年健全育成に寄付

名張ロータリークラブ（名張ＲＣ）は5月23日、青少年健全育成を目的とした現金１００万円を名張市に寄付した。名張ＲＣ（的場敏訓会長）は１９６３年２月に創立され、現在会員数は39人。創立60周年記念事業として、３月７日に世界的サックス奏者・ナベサダこと渡辺貞夫さん（90）を招いて催したチャリティコンサートの収益金の一部を、今回充当したもの。20日に行われた名張ＲＣ創立60周年記念式典において、的場会長から北川裕之名張市長へ既に目録が贈呈されていた。
この日市役所において、的場会長から改めて寄付金が北川市長に手渡され、北川市長から感謝状が贈呈された。北川市長は「青少年に、ということであるが、この３年間コロナ禍で子どもたちには厳しい環境が続いた。しっかり有効に使わせて頂く」と謝辞を述べ、的場会長は「ナベサダコンサートは心の震える演奏会となった。文化・芸術は人間にとって心の糧のようなもので、この事業をできて良かったと思う。若い人が地域に誇りをもって活動できるよう、ロータリーも名張市、市民と共に今後も努力していきたい」と挨拶した。
市の担当者によると寄付金は、名張市内の５中学において物品購入に活用される予定という。