名張市議会 第71代議長に永岡禎氏・副議長は足立淑絵氏

名張市議会は９月定例会最終日の６日に役員改選を行い、議長に永岡禎議員（61、心風会）、副議長に足立淑絵議員（45、喜働）を選出した。立候補は正副とも１人で、指名推選により決まった。永岡議長は当選６回目のベテランで、議長は３度目の就任。副議長、監査委員をはじめ各種の委員会の正副委員長を歴任している。令和２年10月からは、議会運営副委員長、議会改革特別副委員長を務めている。
足立淑絵副議長は２期目、副議長就任は初めてである。産業建設副委員長、総務企画副委員長、教育民生副委員長などを歴任し、令和２年10月からは産業建設委員長を務めている。
議長就任にあたって、永岡新議長は「前回の市長選の折、議会選挙も同日にといった動きがあったが、市民への周知が不十分として、賛成しなかった。しかし、今回の市長選について、２日に市選挙管理委員会から、４月10日告示、17日投開票が発表された。議会としても何度も話し合いをし、市長選と市議会議員選挙の同日選挙に理解を示す議員が多いので、スムーズに移行し、実現していきたいと考えている。次に、病院問題をはじめ、理事者と議会、議員同士の情報の共有を積極的に図って行き、市民に正しいことをきっちり伝えていきたい。また、名張市議会は県内においても女性議員の比率が高い。今回も副議長に足立議員になっていただいたが、女性目線を大切にし、議会改革を進めていきたい」と抱負を語った。任期は、申し合わせにより１年。