名張市長選・市議会選 動き出す

森脇和德氏 選挙事務所開き
名張市議会史上初めてとなる自主解散議案が3月10日、全会一致で可決され、長年の懸案であった「市長と市議会議員の同日選挙」が決まった。前回とは違い、4月10日告示、17日投開票という1か月の短期決戦。各候補者の動きはこれから慌ただしさを増してくる。
こうした中12日、名張市産業振興センターアスピア(南町)において、名張市長立候補出馬表明をしている元名張市議森脇和德氏(48)の選挙事務所開きが行われ、用意されていた400席は満席となり、後ろの立ち見が出るなど約500人の支援者が駆けつけた。
「まん延防止等重点措置」が解除されたとはいえ、県の「再拡大阻止重点期間」であり、参加者には主催者から感染防止の検温・手指消毒・マスク着用等が呼びかけられ中での開催となった。川崎秀人衆議院議員や中森博文県議会議員など、自民党関係者をはじめ、次の名張市議会議員立候補予定者や伊賀市の市会議員などが顔を揃えた。挨拶に立った森脇氏は「5期20年の亀井市政が築き上げた福祉行政は継承していきたい。ただ、2つの宿題をいただいている。その1つは地域医療をどうするか。市立病院改革について、新しく選ばれる市議会議員とも話し合いをし、財政面を含め改革を進めていく。伊賀市の今度新築移転される岡波総合病院と上野市民総合病院を含めて、名張の医療体制をどのようにしていくのがよいかなど。もう一つは中学校給食の実施。選ばれるまちになるためには、中学校給食は絶対に必要である。県下29市町で実施していないのは名張市だけである。また、亀井市長は今月末をもって「財政非常事態宣言解除」を発表したが、名張市の財政が厳しい状況であるのは今後も変わらない。こうした時こそ、国や県との太いパイプを持つことが大切。自民党公認候補として、公明党の力もいただきながら、市政運営をしていきたい。その他にも、救急医療輪番制、ごみ処理場、消防と多くの課題を伊賀市と連携しながらやっていくことが大切である」と自らの市長にかける熱い思いを述べ、40歳代市長への世代交代を参加者に訴えた。
なお、もう一人の出馬表明をしている北川裕之元県会議員は23日に事務所開きを予定している。
3月24日 公開討論会を開催
名張青年会議所(JC)などで構成する「2022名張市長選挙実行委員会」は24日、名張産業振興センターアスピア(南町)で名張市長選に立候補を予定している元名張市議森脇和德氏(48)と、元三重県議北川裕之氏(63)による公開討論会を開催する。 亀井利克市長の引退により、新しい市長が誕生することになった今回の選挙は、名張市議会議員選挙と同日実施となり、市民の関心は高い。ただ、前回の市長選挙と違い、短期決戦となっているため、名張の将来像をはじめ、財政・医療・地域経済・福祉・教育などについて、直接両氏の考えを聞ける数少ない機会と言える。
当日は、19時30分受付、20時開会で、定員は先着30名(要事前予約、入場無料)。コーディネーターは、日本青年会議所2015年度日本の未来選択委員会委員長を歴任されている、オーバル特許法律事務所弁護士の河村直樹氏。