名張市長選挙 北川氏出馬表明
三重県議会議員の北川裕之氏(63・百合が丘)が今年4月に行われる第18回名張市長選挙に無所属で立候補することを正式に表明。2月15日、名張市役所で記者会見を行った。
北川氏は、立候補にあたって、「県議として有権者の支持をいただいたので任期を全うすべきとの思いと、新しい名張のまちづくりをとの市民の声に葛藤があったが、10年後を見据えた名張のまちづくりの必要性を思い、亀井利克市長の勇退を受け、2月上旬に市長選への立候補を決意した」と立候補表明までに至った思いや経緯を述べた。また、亀井市長の福祉政策に対しては一定の評価をする一方、「食と観光」を基軸にした新たな観光産業創出など、5つの公約をかかげ、選挙戦に臨むと決意を語った。
北川氏は現在三重県議会議員として5期目、新政みえ代表代行。前回の市長選挙にも4期目の県議を辞職して立候補、約1000票及ばず、亀井利克現市長に敗れた。なお、今回の市長選挙は4月10日告示、17日投開票。現時点での立候補予定者は、先に表明している森脇和德名張市議(48・桜ケ丘)についで2人目である。