名張市３月定例議会始まる 「新たな行財政計画」への取組み

２月27日、名張市議会の３月定例議会が開会。会期は今月31日までの33日間で、一般質問は５～７日までの３日間。総額３０７億９３００万円の一般会計当初予算案と、名誉市民、表彰条例の見直しのほか、法改正に伴う条例の一部改正など条例議案11件、市立病院独立行政法人移行にかかるものなど一般議案６件を含む38議案が提出された。
北川裕之名張市長は、何れ到来する巨大地震に対する更なる防災力や、人口規模が縮小しても経済成長する関係人口の増加の方針を述べ、「名張新時代の大改革宣言」での新たな行財政計画と主要な取り組みについて説明し、理解を求めた。主要な取り組みの「おこす」「はぐくむ」「つなぐ」「つくる」「すすめる」など８項目のそれぞれについてかなり詳細に説明した。
この日は産業建設委員会が提出した、国に「水道事業に対する財政支援の強化を求める意見書の提出」の採決があり、全会一致で可決した。