名張市 ベビーファースト運動に参画を宣言
名張市は10月26日、公益財団法人日本青年会議所(JC)が令和3年度から展開している「ベビーファースト運動」の主旨に賛同し、北川裕之市長が運動への参画を宣言した。
ベビーファースト運動とは、子育て世代が子供を“産み育てたくなる”社会を実現するための運動。多くの企業、地方自治体や個人を巻き込み、社会全体の空気を変えて、いずれ制度をも変えようとするもので、全国展開されており、安心して子育てを行うことができる社会を目指す運動。各地の自治体や企業が参画しており、名張市は62番目になるが、三重県では初めて。
この運動を進めているJCベビーファースト委員会の米田恵樹副委員長らがこの日、市役所を訪れ運動の主旨を説明した。北川市長は、「名張市には2017(平成29)年、妊婦応援都市宣言があり、前市長の時代から妊娠・出産・育児と切れ目のない支援をしてきた。名張版ネウボラを更にバージョンアップしていきたい。市役所のパートナーとしてNPOとか民間の力も借りながら、寄り添う形を更に高めたい」と述べ、「産み育てるに やさしいまち なばり」と描いたボードを手に、参画を宣言した。