名張市 釣り解禁日前に稚鮎を放流

名張川漁業協同組合は5月16日、市内の名張川で稚鮎の放流を行った。６月24日の解禁日に備え、３日間で約１トンの放流を行う予定。
放流した鮎は、琵琶湖産で体長約12～３㌢に育て上げたもので、この日は水槽トラックで運ばれた稚鮎４５０㌔を市内７か所で放流した。下比奈知の四間（しけん）橋周辺で放した鮎はバケツ20杯分。組合員８人がバケツから溢れそうに飛び跳ねる鮎を、バケツをゆっくり傾けながら送り出していた。解禁日には18～20㌢に成長している筈という。
山端武彦代表理事組合長（63）は「鮎の友釣りは、手ごたえが醍醐味。ルアーとは違う難しさがある。海や川、それぞれの釣りを楽しんでもらえたら」と話していた。
解禁は６月24日午前０時、漁法は友釣り。遊漁料は、年券１１、０００円、日券３、０００円、70歳以上と女性の年券は６、０００円。現場での日券は４、０００円となるので、あらかじめ販売所で買い求める事となっている。県の販売所、おとり鮎など詳しいお問い合わせ先は、名張川漁業協同組合（電話０５９５・６４・７７２２）まで。