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地図や横断旗を贈呈 つつじが丘小

名張市立つつじが丘小学校(上谷典秀校長)で3月15日、「地域をよくするプロジェクト」として、6年生(111人)が製作した商店街の地図や安全ポスター、反射板などをつつじが丘・春日丘自治協議会など地域の人に贈呈された。
昨年12月、家庭科や総合的な学習の授業で、よりよい地域にするための課題を出し合い、解決方法を考えた。出てきた意見をもとに地域の人と話し合い、学級ごとに自分たちができることに取り組んだ。1組では、地元商店街「オレンジ通り」の活性化に向けての案内マップ、2組は交通安全や猿被害防止に向けての大型ポスター、3組は夜道の安全のために光るランドセルにつける携帯用反射板、そして6年生全員が一人1本黄色の横断旗を作成し、今日の贈呈となった。
児童から受け取った同協議会副会長肥後幸夫さん(73)は「我々大人では考えつかないようなアイデア溢れるものばかり。3か月足らずにできたのには驚いた。素晴らしい」と笑顔で受け取った。プレゼントをした6年生の小川晴生さん(12)は「一生懸命作った。大切に使っていただければ」と話した。上谷校長は「子どもたちが地域の人に支えていただいて今日がある。まもなく小学校を卒業するが、これからは地域の一員としての自覚をもって中学校でもがんばってほしい」と話した。なお、昨年度はコロナ禍において、地域の皆さんが元気になるようにと、6年生の児童がアイデアを出し合い「コロナに負けない笑顔弁当」を考案。スーパーヤオヒコ名張店の協力を得て製造、地域住民に販売した。

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