子育てＰＲ費、再び否決　伊賀市６月定例月会議閉会

伊賀市議会は６月定例月会議最終日の6月27日、市が提案の一般会計補正予算案３億２４３６万円のうち、子育て支援施策情報発信事業費４６６３万円を削除する議員提案の一部修正案を賛成13、反対７で可決した。
削除された議案では、全国に誇れる伊賀市の子育て支援施策の周知を図り、シビックプライドや「伊賀が良い！伊賀で子育てしたい！」等の気運の醸成を目的として、日経新聞に１面広告や著名人による公告・ＳＮＳ発信を企図していた。当事業は３月市議会で事業費３２５４万円が理解されず削除され、内容を見直し金額を修正して再度提案していた。本会議では「効果について納得できる説明がない」「市内外に伝わると思う」などの意見がでたが、再び議会の理解を得られている結果となった。
伊賀市議会は、上記の修正決議の他、ガザ地区における平和の実現を早期に求める決議、選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論を求める決議、新教育委員に岡森史枝氏（52）、監査委員に岡森正人氏（66）を任命する人事案件など16議案を可決し27日閉会した。