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市政70周年記念列車 ヘッドマーク寄贈

近畿日本鉄道(本社・大阪市)は5月28日、名張市の市制70周年記念事業で使用したヘッドマーク2枚を市に寄贈した。名張駅の久保博嗣駅長が市役所を訪れ、北川裕之名張市長に手渡した。
ヘッドマークは鉄製で、直径35㌢。3月2日に行われた「電車de名張マルシェin大阪上本町駅」の際、電車の前後に取り付けられたもの。久保駅長は「街の活性化のため近鉄電車に乗って名張に来てもらうようにマルシェをした。その時のPR用に作ったもの。お役に立てば」と話した。北川市長は「3月2日は多くのお客さんが上本町に来てくれた。これから色々な形でPRに使わせていただきたい」と礼を述べた。
近鉄電車ではこの他にも市制70周年記念として、3月から5月にかけて名張高校、近大高専、伊賀つばさ学園、名張青峰高校、英心高校の順で、名張駅~青山町駅間の列車に、それぞれの学生や生徒の描いたヘッドマークを取り付けた列車を走らせた。また、3月12日には東大寺二月堂の行事「修二会(お水取り)」で使う松明を、近鉄電車が臨時列車を走らせて、関係者とツアー客で奈良東大寺に運んだが、その際、列車運転席に貼っていた臨時列車のロゴやデザインをヘッドマークに仕立て、赤目まちづくり委員会・伊賀一ノ井松明講に寄贈している。
久保駅長によると「どれほど効果があるのかと思っていたが、手応えは大きかった。これからもお役に立てるならヘッドマークを作っていきたい」と意気込みを語った。

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