1. HOME
  2. 伊和新聞
  3. 戦争はいや!平和の集い 平和を考え語り継ぐ

戦争はいや!平和の集い 平和を考え語り継ぐ

2024平和のつどい実行委員会主催、名張市、同教育委員会後援の「戦争はいや!平和のつどい」が8月18日、名張市産業振興センター・アスピア(南町)で開催される。2013年から始めて12回目の今年は、特に中・高校生に来て貰って、79年前の惨禍と今の平和を、家族と一緒に感じて欲しいという思いが強い。
「語りつごう平和を・くりかえしてはいけない悲惨な戦争!」がテーマで、次の語り部ともなる若い人たちに訴えかける。実行委員会の約30人の平均年齢は60歳以上、それだけ若者への期待が大きい。
展示内容は、原爆写真のパネル約40枚、日本の戦争の歴史(大きな地図も作った)、日本と世界の現在の戦争と平和、戦時中の物品、遺品、銃剣術練習用の銃、写真など。また、昨年も大きな反響のあった広島市立基町高校生が、被爆者と幾度も打ち合わせして描いた「次世代と描く原爆の絵」プロジェクトの絵数十点。
午後からはお話しと交流。歌と楽器のグループ“うた♪うた”による、みんなでうたおう。「戦争体験の話」現在交渉中だが、戦争体験者が少なくなってきた。「中学生・高校生からの平和へのメッセージ」では、名張市の中学生のピースメッセンジャーにメッセージを依頼中。実行委員会は、日の丸、手紙、ゲートル、防空頭巾など、戦時中の物品があれば提供して頂き展示に協力を呼び掛けている。
ウクライナカラー(青と黄)の大きな模様に青と黄色の千羽鶴を貼り付け、中央に反核マークを入れた大きなパネルはシンボルになるだろう。事務局の羽口和彦さん(70)は、「戦争は殺し合いなので、悲惨以外の何ものでもない。パネルや展示を見て、むごい、悲しいことだと感じ、こんなに惨憺たることが、遠い過去だけでなく、正に今現在も起こっていることを、家族や仲間で話し合って欲しい」と語る。
お問い合わせ先は羽口さん(0595・64・0302又は、090・7865・8445)まで。

伊和新聞

伊和新聞一覧