芭蕉翁献詠俳句 特選71点を芭蕉祭で披露

第78回芭蕉祭に先立ち芭蕉翁顕彰会は10月７日、「芭蕉翁献詠俳句」の特選句（絵手紙含む）71点、入選句８７７点を発表した。特選句は12日に開かれた芭蕉祭式典で披露され表彰された。
投句は全国と海外から３７０９１句あり、昨年より１７２０句増えた。一般の部は２２３句増え７４８６句、テーマ「生」の部は２７１句増え１８８４句であった。一般の部は選者が２人増え16人となった。
一方児童生徒の部は４８５句減り、２３２７８句であった。中でも高校生は１１０８句と、前年から７４２句も減った。伊賀市内では、前年４５９句の上野高校が19句、あけぼの学園高校は16句から投句無しに。伊賀白鳳高校は前年の４３２句から４０６句となり、県外からの投句も前年の10校から３校に減った。
英語俳句の部は、日本を含む42か国２４４３の投句があり、過去最多。国内９６９、米国２８９、スリランカ１６９、インド１４３、クロアチア１２８句をはじめ、イラン10、ガーナ３などからも投句があった。前年２句のウクライナからは今年は無かった。
学校全体で俳句作りに取り組み、その成績が優秀と認められる学校に与えられる「令和６年度三重県知事賞芭蕉翁献詠俳句優秀校」に保育所（園）幼稚園・小学校の部を伊賀市立上野西小学校、中学校・高等学校の部を伊賀市立柘植中学校が受賞した。