2月は忍者市月間 伊賀市長定例記者会見
「忍者」を活かした様々な取り組み
岡本栄伊賀市長は2月6日の定例記者会見で、2月を忍者市月間と位置づけ「忍者」を活かした様々な取り組みを実施すると発表した。当市では2017(平成29)年2月22日に忍者市宣言を行い、官民連携による様々な事業を実施している。
今月の事業は▽1日~26日に上野図書館を「忍者図書館」仕様に変更し、図書サービスを実施する。内容は、大小各2体の忍者マネキンの設置と忍者しおりの配布。忍者関連資料の展示等々▽1日~28日を通して、伊賀上野DMOによる「心・技・体伊賀流忍者道場での特別イベント」を行う。通常の忍者認定に加え、高得点者をランキングし上位者を表彰する▽15日午前11時35分~午後1時30分に「忍者市市長出前授業」として、市長による「伊賀流忍者」についての授業を大山田小学校6年生に行う(デジタルミュージアム秘蔵の国伊賀にて萬川集海を閲覧)。授業後忍者にまつわる給食を2年生と一緒に食べる▽18、19、22日に伊賀流忍者博物館で、各日20体限定で御朱印を授与する(有料)▽同館で18、19、23日午前10時~午後4時に、~キミだけのオリジナル苦無(くない)を手に入れよう!~館内で販売中のゴム苦無をオリジナル装飾するワークショップを行う。(定員あり、有料)▽18日午後2時~3時30分上野高校同窓生有志の会主催で、三重大学副学長・教育学部教授藤田達生先生による、伊賀びと・伊賀忍者の原点を探る「中世伊賀自治国」再発見セミナーが、ハイトピア伊賀5階大研修室で開かれる。問合わせ申込は080・8851・6934宮田さん迄。
また22日、大阪万博に関わる対応のため、大阪観光局、伊賀市、甲賀市、伊賀上野観光協会、甲賀市観光まちづくり協会、信楽町観光協会による6者協定を2時22分に調印する予定。
イガコレ観光EXPO2023
次に岡本市長は「イガコレ観光EXPO2023」を3月19日10時~17時、21日10時~16時にハイトピア伊賀3階ホール、5階多目的大研修室その他で開くと発表。内容は▽伊賀市による「観光Re-designフォーラム」▽伊賀上野DMOによる「観光事業者向けセミナー」▽伊賀市若者会議による「若者たちよ!イガで何する?プレゼンフェス」▽伊賀市、伊賀上野DMOによる「第4期伊賀観光まちづくり企画塾最終発表会」▽伊賀米振興協議会による「伊賀米の魅力を再発見するシンポジウム」▽伊賀上野DMO、まちづくり伊賀上野によるフードイベント「タベコレ(駅前マルシェ)」▽伊賀上野DMOとBeamジャパン、Future株式会社による「電動モビリティ体験試乗会」。 ※「イガコレ」とは「伊賀のこれから(未来)」「collect colors(多様性)」を想起する言葉として命名したとのこと 。
次に「市税・料金等のWeb口座振替受付サービスを」を1日から開始したと発表。インターネット経由による口座振替で利便性の向上につながり、非接触、非対面化ツールにより安心・安全の確保にもつながると話した。
続いて「2022年度伊賀市ふるさと応援寄附金の状況」について説明した。それによると、2022年12月31日現在の件数は14、602件、寄附金額は約5億9千2百万円。前年は16、643件で寄附金額は約6億6千6百万円であった。返礼品寄附受入状況は、伊賀焼、伊賀牛、伊賀米、伊賀酒、伊賀組紐など特産が52㌫を締めている。今後は返礼品に「旅行クーポン」「キャッシュレス商品券」を追加し、オンラインワンストップ申請を導入するとのこと。
最後に、「地域に笑顔を咲かせよう」プロジェクトに取り組む伊賀つばさ学園中等部生徒が16日、自分たちが育てたパンジーのプランターを、自分たちが作ったプランターカバーに入れて市役所前に設置するので、是非立ち会いたいと話した。プランターは上野図書館、菅原神社、美旗市民センターにも設置される。