4施設ネーミングライツ決まる 名張市 図書館、総合体育館など

名張市が財源確保の一環として募集していた、公共4施設のネーミングライツ(命名権)の事業者が決定した。2月6日の市議会教育民生委員会で市が報告。何れも契約期間は今年の4月から令和12年3月31日までの5年間。このうち総合体育館とホッケー場は今年の3月末で協定機関の満了を迎えている。
▼名張市立図書館(桜が丘)=過去にも募集していたが、昨年設立した福祉用具等のレンタル企業㈱すなおが応募「名張市立図書館すなお」になる。契約金額年間37万円。今回初めての応募であり、知名度向上を目指している。
▼名張市立総合体育館(夏見)=2社から応募があり市広告審査会で審議し、㈱ベルウイングに決定「ベルウイングアリーナ」となる。同社は市内の冠婚葬祭・福祉事業の企業で契約金額年間200万円。
▼名張市武道交流館いきいき(蔵持町里)=初めての募集で、㈱ベルウイングの1社が応募「ベルウイング武道交流館」になる。契約金額は年間150万円。
▼名張市民ホッケー場=津市の高齢者介護施設・介護用具企業の株式会社ライフ・テクノサービスが応募「憩いの里 ライフテクノフィールド」の名称となる。契約金額は年間68万円。
各社との契約調印式は3月に行う。