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5月度伊賀市定例記者会見

「ゴールデンウイークは大盛況」
岡本栄伊賀市長は5月9日、定例記者会見で「ゴールデンウイーク中は市内各所で催しが行われて大盛況だった。特に3日から5日にかけ4年振りに行われた忍者フェスタの期間中、忍者変身処を利用した人は1、300人余り、日本各地からの多くの人で賑わった。各観光施設の入れ込み客数は、昨年に比べると増加したが、コロナ前に比べると約半分であった(※)。また2025年の大阪・関西万博に向け、2月に伊賀上野観光協会と大阪観光局や甲賀市の間で観光誘客のための連携協定を結ぶ等、観光に関する取り組みを進めている。令和4年全国都道府県別ツーリズム目的地検索数が三重県内で3位の表彰状を(株)ナビタイムジャパンからいただいた。今後も色々な努力を続けていく所存だ」と発表した。
※ゴールデンウイーク中の、伊賀上野城、伊賀流忍者博物館、伊賀の里モクモク手づくりファームなど主な11施設の来場者数合計は56、685人で、前年度より約10㌫増えているが、令和元年(105、920人)に比べると約54㌫。
次に令和4年度の移住・交流施策の実績について「伊賀市では平成28年度に移住コンシェルジュを配置し、移住専用の相談窓口や相談会を行い、重点的に進めているが、令和4年度は延べ相談件数は1、436件、移住所帯数は45所帯88人で、そのうちの28所帯は20~40代で61㌫であった。令和3年度に比べると、延べ相談件数は183件増え、所帯数は4軒増えている。今後も移住相談会や、移住コンシェルジュによる移住者への細やかなサポートによって大きく増加するものと考える。伊賀市への移住のためのPR動画も作成し、移住体験施設も7か所あり、それぞれ工夫を凝らしてプログラムをつくっており、移住促進につながる情報を伝わりやすくするための、移住交流サイトの充実や奨学金等給付の取り組みも行う」と話した。
次に「子育て世帯生活支援特別給付金に係る対象世帯への案内の発送」として「食費等の物価高騰に直面し、影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円の特別給付金を支給することで生活を支援する。申請不要で給付金を受給できる。対象者に向けて今月8日に案内を発送した。今回発送したのは、ひとり親世帯520所帯806人、ひとり親以外の世帯が286所帯561人分。5月31日に口座に支給(振り込み)する。案内が届かなかった場合でも、収入が減少した家計急変の方については申請により受給できる場合があるので、本庁こども未来課および各支所に相談して欲しい」と話した。
次に「令和4年10月から開始したオンラインによるデジタル行政サービス『ポチっと申請』の利用可能な行政手続きの種類を、4月13日から拡大した。これまでの『住民票の写し』や『印鑑登録証明書』など11種類に加え、『児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求』や『保育所等の利用申込申請』や『要介護、要支援認定』など新たに19種類の申請や届け出が可能となった。市のホームページから24時間、何処からでも申請できるサービスである」と話した。
次に5月の主な行事予定として、人権政策課から人権啓発パネル展の開催として、本庁舎3階で「気づき~こんなとき、どうしますか?~」「子どもの権利」と、寺田市民館で「人種差別撤廃条約」がそれぞれ30日まで。いがまち人権センターで「世界人権宣言を自分のものに」が25日まで。お問い合わせ先は、人権政策課(電話0595・22・9683)まで。美術博物館建設準備室から伊賀市本庁舎アート情報の発信として、4階市民ミニギャラリーで「全日本写真連盟上野支部写真展」が31日まで。1階玄関横で第18回伊賀市民美術展覧会・市展「いが」高校生入賞作品の▼彫塑工芸「ある日の台所」川本輝希さん(伊賀白鳳高校)▼彫塑工芸「ピクセル」服部愛生さん(伊賀白鳳高校)▼写真「飛翔」進藤希実さん(桜丘高校)▼写真「トラワレノミ」太田朱音さん(あけぼの学園高校)が31日まで展示されている。また6月2日まで、入れ変わりながら伊賀華道協会の生け花が展示される。お問い合わせ先は、美術博物館建設準備室(電話0595・41・0400)まで。子育て支援室から、子育て相談広場「にんにんパーク」事業として、6月11日に上野南公園「にんにんパーク」内(ゆめが丘)で10時~11時30分「シャボン玉で遊ぼうの巻」を開催すると報告があった。お問い合わせ先は、子育て支援室(電話0595・22・9665)まで。

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