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心肺蘇生訓練用人形等を寄贈 名張ロータリークラブ

社会奉仕団体の名張ロータリークラブは11月27日、応急手当普及資材の心肺蘇生訓練用人形(成人用1体とベビー用8体)と、AEDトレーニングユニット2台を名張市消防本部に贈呈し、それに対する名張市からの感謝状贈呈が29日行われた。今回の寄贈を申し出たRCが寄贈した人形でベビー型が多いのは、現在消防署が所有しているベビー型蘇生訓練用人形が少ないことを知った為。併せて最新式の成人型と、訓練用AEDも贈った。
北川裕之名張市長は「救命講習等でしっかり活用させて頂いて、救命率向上につなげたい。知識で聴くのと実地にやってみるのとでは大きな違いがある。いざと言う時に役に立つ研修につながる。感謝申し上げたい」と礼を述べ、川口佳秀会長は「少しでも実際の救命につながれば。自分も使って救急救命士の資格を頂いたが、コツを伝授するのに役に立てばと思う」と話した。
ベビー型は、タブレット端末と連動させて練習できる。実際に学校で訓練する時は児童の持っているタブレット端末を使用するという。今回の成人型人形は、血液の循環(血流)が光の流れで表現されるので、胸部圧迫の仕方などもリアルに理解できる。
立ち会った消防本部の八村知成消防長は「これからも多くの人に救急救命講習を受講して頂けるように努力していきたい」と話していた。